2025年の台風情報

2025年の台風の特徴

2025年シーズン確定

2025年の台風シーズンは、経路データによる発生数が26個でした(平年値25.1個)。台風1号の発生は6月11日と統計開始以降5番目に遅い記録でしたが、7月以降は発生が増えました。猛烈な台風となったのは18号ラガサ(905hPa・55m/s)の1個で、日本への上陸は5号・12号・15号の3個でした。

発生数26個平年値は25.1個。資料によっては27個とされ、当サイトの経路データとは集計に差があります
猛烈な台風1個18号ラガサ(905hPa)。9月21日にカテゴリー5のスーパータイフーンの基準に到達
日本への上陸3個5号(北海道・襟裳岬付近)、12号(鹿児島県日置市付近)、15号(高知県宿毛市付近に上陸後、和歌山県北部に再上陸)。平年値は3.0個
最も強い台風18号ラガサ中心気圧905hPa・最大風速55m/s、9月19日〜9月25日

シーズンの立ち上がりは遅く、1号ウーティップの発生は6月11日で、1951年の統計開始以降5番目に遅い記録となりました。春は台風が主に発生する北西太平洋の低緯度で高気圧性の循環となり、発生が抑制されたためです。1号は980hPa・30m/sまで発達して中国南部からベトナムに大雨をもたらしましたが、日本への影響はありませんでした。6月はこのほか2号セーパットが小笠原・伊豆諸島沿いを北上しています。

7月に入ると状況が一変し、対流活動が高緯度で活発になったことで、統計開始以降2位タイとなる7個が発生しました。7月15日午前2時ごろには5号ナーリーが北海道・襟裳岬付近に上陸し、北海道への上陸は平成28年台風第11号以来9年ぶりとなりました。8月21日には12号レンレンが九州のすぐ西で発生し、約8時間後に鹿児島県日置市付近へ上陸、九州南部に記録的な大雨と非常に強い風をもたらしています。

秋はシーズンの山場となりました。9月4日に発生した15号ペイパーは、翌5日1時ごろに高知県宿毛市付近へ上陸し、同日9時に和歌山県北部へ再上陸。宮崎県、静岡県、神奈川県で線状降水帯が発生し、静岡県、茨城県、高知県では竜巻等の激しい突風も発生しました。9月19日発生の18号ラガサは48時間で80hPa下がる急発達で905hPa・55m/sに達し、台湾や華南に甚大な被害を与えましたが、日本には上陸せず与那国島から570kmを通過しました。

海のコンディションという点では、10月の連続接近が特筆されます。22号ハーロンは935hPa・50m/sの非常に強い勢力で伊豆諸島に接近し、暴風・波浪と大雨の特別警報が発表され、海上は猛烈なしけとなりました。翌週には23号ナクリーが強い勢力で再び伊豆諸島に近づき、13日朝には八丈島の約40kmまで接近しています。上陸がなくても伊豆諸島や関東の東を進む台風は海況を大きく荒らすため、うねりや強風の情報を早めに確認する姿勢が重要なシーズンでした。

出典: 気象庁 台風情報気象庁 台風の統計資料(平年値)Wikipedia 2025年の台風

最終更新: 2026-09-08

台風情報

台風名最低気圧最大風速寿命
1号(ウーティップ)980 hPa30 m3.7日
2号(セーパット)1004 hPa18 m1.7日
3号(ムン)990 hPa25 m5.2日
4号(ダナス)970 hPa35 m4.2日
5号(ナーリー)985 hPa25 m2.2日
6号(ウィパー)970 hPa30 m5日
7号(フランシスコ)990 hPa20 m2.2日
8号(コーマイ)975 hPa35 m7.5日
9号(クローサ)965 hPa40 m11.1日
10号(バイルー)994 hPa18 m3日
11号(ポードル)960 hPa40 m6.5日
12号(リンリン)998 hPa20 m1日
13号(カジキ)950 hPa40 m3.2日
14号(ノンファー)996 hPa20 m0.7日
15号(ペイパー)992 hPa23 m1.7日
16号(ターファー)975 hPa35 m2日
17号(ミートク)996 hPa23 m1.5日
18号(ラガサ)905 hPa55 m6.5日
19号(ヌーグリ)925 hPa50 m10.7日
20号(ブアローイ)965 hPa40 m5.7日
21号(マットゥモ)970 hPa35 m4.5日
22号(ハーロン)935 hPa50 m5.7日
23号(ナクリー)970 hPa35 m6.5日
24号(フンシェン)990 hPa30 m5.2日
25号(カルマエギ)935 hPa50 m5.5日
26号(フンウォン)950 hPa45 m7.2日
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