2025年 台風14号(ノンファー)の経路図と記録

2025年 台風14号(ノンファ)の記録

8月30日に南シナ海で発生し、その日のうちにベトナム中部へ上陸した短命な台風です。中心気圧996hPa止まりで日本からは1700km以上離れており、日本への影響はありませんでした。

台風の期間8月30日9時 〜 8月31日3時(約1日間・気象庁の解析期間)
発生海域南シナ海(北緯17.9度・東経107.9度)
最盛期中心気圧996hPa・最大風速20m/s。8月30日9時〜8月30日18時
移動距離約600km(気象庁解析位置の合計)
日本への最接近日本から離れた海上を進み、最も近づいた与那国島でも約1730km(8月30日9時)
上陸日本への上陸なし。8月30日、ベトナム中部のクアンチ省からハティン省の間に上陸

経過

  1. 8月28日フィリピンの気象機関が熱帯低気圧として監視・命名
  2. 8月30日9時南シナ海の北緯17.9度・東経107.9度で台風14号(ノンファ)発生。中心気圧996hPa、最大風速20m/s
  3. 8月30日ベトナム中部のクアンチ省〜ハティン省の間に上陸
  4. 8月30日21時内陸を西へ進み中心気圧998hPa
  5. 8月31日3時タイで熱帯低気圧に変わる

この台風の特徴

台風14号は8月30日9時、南シナ海のベトナム沖で発生しました。気象庁が台風として解析した期間は8月30日9時から8月31日3時までのおよそ1日間だけで、移動距離も約600kmと短く、発生から消滅までが非常に短い台風でした。

勢力は中心気圧996hPa、最大風速20m/sが最も強い状態で、いわゆる「強い台風」には達しませんでした。発生したときがそのまま最盛期で、その日のうちにベトナム中部へ上陸し、ベトナムからラオスにかけての山がちな地域を越える間に急速に弱まりました。

日本への最接近は与那国島で約1730km、石垣島で約1830km、那覇でも約2230kmと大きく離れており、日本の陸地や海域への影響はありませんでした。警報や注意報が出るような状況にもならず、日本のサーフィン・海のコンディションに関わるうねりの情報も特にありません。

影響・被害

  • ベトナム中部のクアンチ省とハティン省で大雨と洪水となり、道路が寸断されて山あいの集落が孤立した。土砂崩れや道路の陥没など、インフラの被害も報告されている
  • クアンチ省では165人以上が避難した
  • タイでは一部地域で洪水が発生し、住宅地が浸水した
  • タイのパーサック川・ヨム川・ナン川の流域で広い範囲の浸水があり、ペッチャブーン県やピサヌローク県では急な増水と農作物の被害が伝えられた

出典: 気象庁 台風情報Wikipedia 2025 Pacific typhoon season(英語版)Wikipedia 2025年の台風(日本語版)

台風情報

観測日気圧最大風速規模
8月30日 9時996 hPa18 m 台風
8月30日 12時996 hPa18 m 台風
8月30日 15時996 hPa20 m 台風
8月30日 18時996 hPa20 m 台風
8月30日 21時998 hPa18 m 台風
8月31日 0時1000 hPa18 m 台風
8月31日 3時1002 hPa 温帯低気圧
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