2025年 台風17号(ミートク)の経路図と記録
2025年 台風17号(ミートク)の記録
南シナ海で発生し、中心気圧996hPa・最大風速23m/sまで発達した後、中国・華南へ上陸して短期間で熱帯低気圧に変わった台風です。日本からは遠く、直接の影響はありませんでした。
| 台風の期間 | 9月18日15時 〜 9月20日3時(約1.5日間・気象庁の解析期間) |
|---|---|
| 発生海域 | 南シナ海(北緯19.8度・東経118.8度) |
| 最盛期 | 中心気圧996hPa・最大風速23m/s。9月19日15時〜9月19日18時 |
| 移動距離 | 約700km(気象庁解析位置の合計) |
| 日本への最接近 | 日本から離れた海上を進み、最も近づいた与那国島でも約680km(9月18日15時) |
| 上陸 | 日本への上陸なし。中国・広東省の汕尾付近に上陸 |
経過
- 9月15日フィリピン・レガスピの東北東で低気圧の領域を確認
- 9月16日熱帯低気圧に発達、フィリピンで「ミラソル」と命名
- 9月17日ルソン島オーロラ州カシグランに上陸、山地を越えて西の海上へ
- 9月18日15時南シナ海で台風17号(ミートク)が発生。北緯19.8度・東経118.8度、1002hPa
- 9月19日15時北緯22.7度・東経115.2度で最盛期。中心気圧996hPa・最大風速23m/s
- 9月19日中国・広東省の汕尾付近に上陸
- 9月20日3時中国内陸で熱帯低気圧に変わる
- 9月20日21時消滅し、最後の情報発表
- 12月18日事後解析で発生日時などを修正。勢力の階級も見直し
この台風の特徴
もとはフィリピンの東で生まれた低気圧の領域で、9月17日にルソン島のオーロラ州カシグランに上陸しました。山地を越えていったん弱まったものの、フィリピン西方の海上に出てから再び勢力を強め、9月18日15時に南シナ海で台風17号として発表されました。日本から遠く離れた海域での発生です。
発生時の中心気圧は1002hPa、最大風速18m/sでしたが、南シナ海を北西へ進みながら発達し、9月19日15時に北緯22.7度・東経115.2度で中心気圧996hPa・最大風速23m/sの最盛期を迎えました。その後は乾いた空気の流入と陸地の影響で勢いを失い、中国・広東省の汕尾付近に上陸しました。
台風としての期間は9月18日15時から9月20日3時までの約1.5日間、移動距離は約700kmと短命でした。日本にもっとも近づいたのは発生時点の与那国島の680kmで、石垣島は750km、那覇は1150km離れており、日本への接近や上陸はなく、直接の影響もありませんでした。
事後解析では発生時刻が9月17日3時に修正され、17日9時にいったん熱帯低気圧に変わり、18日9時に再び台風になったとされました。2025年としては台風8号に続く2度目のいわゆる「復活台風」です。あわせて勢力の階級も見直されています。
影響・被害
- フィリピン・ルソン島北部で暴風雨となり、一部の川が氾濫して約100軒の住宅が浸水
- フィリピンで洪水が発生し、ブキドノン州バレンシアで3人が亡くなり、4人が行方不明
- 日本への接近・上陸はなく、国内の被害はなし
出典: 気象庁 台風情報/Wikipedia 2025 Pacific typhoon season(英語版)/Wikipedia 2025年の台風(日本語版)
台風情報
| 観測日 | 気圧 | 最大風速 | 規模 |
|---|---|---|---|
| 9月18日 15時 | 1002 hPa | 18 m | 台風 |
| 9月18日 18時 | 1002 hPa | 18 m | 台風 |
| 9月18日 21時 | 1002 hPa | 18 m | 台風 |
| 9月19日 0時 | 1002 hPa | 18 m | 台風 |
| 9月19日 3時 | 1002 hPa | 18 m | 台風 |
| 9月19日 6時 | 1000 hPa | 20 m | 台風 |
| 9月19日 9時 | 1000 hPa | 20 m | 台風 |
| 9月19日 12時 | 1000 hPa | 20 m | 台風 |
| 9月19日 15時 | 996 hPa | 23 m | 台風 |
| 9月19日 18時 | 996 hPa | 23 m | 台風 |
| 9月19日 21時 | 998 hPa | 20 m | 台風 |
| 9月20日 0時 | 1000 hPa | 18 m | 台風 |
| 9月20日 3時 | 1002 hPa | 温帯低気圧 |