2026年 台風10号(メイサーク)の経路図と記録

2026年 台風10号(メイサーク)の記録

南シナ海で発生し、海南島を縦断してトンキン湾から中国南部へ進んだ台風です。中心気圧は最も低いときで990hPa、日本には接近せず影響はありませんでした。

台風の期間7月3日3時 〜 7月6日0時(約3日間・気象庁の解析期間)
発生海域南シナ海(海南島の南西の海上)(北緯17.5度・東経108.8度)
最盛期中心気圧990hPa・最大風速25m/s。7月4日21時〜7月5日6時
移動距離約1,100km(気象庁解析位置の合計)
日本への最接近日本から離れた海上を進み、最も近づいた与那国島でも約1420km(7月6日0時)
上陸日本への上陸なし。7月3日19時20分ごろ中国・海南島の陵水付近に上陸、7月4日21時ごろ中国・広西チワン族自治区の防城港市付近に再上陸

経過

  1. 7月1日フィリピン・マニラの西方海上で熱帯低気圧が発生
  2. 7月3日3時海南島の南西付近で台風10号(メイサーク)に発達、中心気圧998hPa
  3. 7月3日19時20分海南島の陵水付近に上陸、中心気圧996hPa
  4. 7月4日3時海南島を縦断し儋州市付近からトンキン湾へ
  5. 7月4日21時広西チワン族自治区の防城港市付近に再上陸、中国大陸へ
  6. 7月5日3時中心気圧990hPa・最大風速25m/sで最盛期
  7. 7月6日3時広西チワン族自治区の河池市付近で熱帯低気圧に変わる
  8. 7月7日12時徐州市付近で温帯低気圧に変わる

この台風の特徴

7月3日3時に海南島の南西付近で台風となり、進路を北へ変えて同日夜に海南島へ上陸しました。島を縦断してトンキン湾へ抜けたあと、湾内を北上して7月4日夜には中国とベトナムの国境に近い広西チワン族自治区の沿岸へ再び上陸しています。発生から解析の終わりまでおよそ3日間、移動距離は約1,100kmでした。

勢力は台風になった時点で998hPa、その後トンキン湾を北上する間に発達し、7月4日21時から5日6時ごろに中心気圧990hPa・最大風速25m/sで最も強くなりました。強い台風には届かない勢力でしたが、内陸へ進んだあとも6日0時の時点で996hPaを保ち、その後ゆっくりと衰えていきました。

この台風は終始、南シナ海から中国南部・インドシナ半島側を進んだため、日本への上陸や接近はありませんでした。最も近づいた与那国島でも約1,420kmと大きく離れており、国内での警報の発表や被害はなく、海のコンディションへの影響もほとんどありませんでした。

影響・被害

  • 東南アジアから中国南部・中部にかけての広い範囲で、死者171名を含む被害が出た
  • 中国では華南から華中にかけて豪雨と洪水となり、ダムや堤防が決壊したほか、湖北省では竜巻が2つ発生した
  • 中国・広西チワン族自治区では、南寧で2名が亡くなり、防城港では車が水につかるなどの被害が出た
  • ベトナム北部のモンカイでは強風で木が倒れ、建物の金属屋根がはがれる被害があった
  • 7月4日の大雨で道路が冠水し、3,600人が避難した

出典: 気象庁 台風情報Wikipedia 2026 Pacific typhoon season(英語版)Wikipedia 2026年の台風(日本語版)

台風情報

観測日気圧最大風速規模
7月3日 3時998 hPa18 m 台風
7月3日 6時998 hPa18 m 台風
7月3日 9時996 hPa20 m 台風
7月3日 12時996 hPa20 m 台風
7月3日 15時996 hPa20 m 台風
7月3日 18時996 hPa20 m 台風
7月3日 21時996 hPa20 m 台風
7月4日 0時996 hPa20 m 台風
7月4日 3時996 hPa20 m 台風
7月4日 6時996 hPa20 m 台風
7月4日 9時996 hPa20 m 台風
7月4日 12時996 hPa20 m 台風
7月4日 15時992 hPa23 m 台風
7月4日 18時992 hPa23 m 台風
7月4日 21時990 hPa25 m 台風
7月5日 0時990 hPa25 m 台風
7月5日 3時990 hPa25 m 台風
7月5日 6時990 hPa25 m 台風
7月5日 9時992 hPa23 m 台風
7月5日 12時992 hPa23 m 台風
7月5日 15時992 hPa20 m 台風
7月5日 18時994 hPa18 m 台風
7月5日 21時996 hPa18 m 台風
7月6日 0時996 hPa18 m 台風
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