2026年 台風14号(クジラ)の経路図と記録

2026年 台風14号(クジラ)の記録

南シナ海で発生し、中心気圧994hPa・最大風速20m/sまでしか発達せず、約1日でルソン島に上陸して熱帯低気圧に変わった短命な台風です。日本への接近はありませんでした。

台風の期間8月5日3時 〜 8月6日6時(約1日間・気象庁の解析期間)
発生海域南シナ海(ルソン島西方)(北緯16.8度・東経118.7度)
最盛期中心気圧994hPa・最大風速20m/s。8月5日18時〜8月5日21時
移動距離約300km(気象庁解析位置の合計)
日本への最接近日本から離れた海上を進み、最も近づいた与那国島でも約760km(8月6日6時)
上陸日本への上陸なし。8月6日3時頃にフィリピン・ルソン島に上陸

経過

  1. 7月31日フィリピン東方で熱帯低気圧の発生を解析
  2. 8月3日15時ごろ、熱帯低気圧のままルソン島に上陸
  3. 8月4日ルソン島西方の南シナ海で中心が作り直され勢力を回復
  4. 8月5日3時、北緯16.8度・東経118.7度で台風14号(クジラ)に
  5. 8月5日18時〜21時に最盛期。中心気圧994hPa・最大風速20m/s
  6. 8月6日3時ごろ、進路を東に取り再びルソン島に上陸
  7. 8月6日9時ごろ、ルソン島北部付近で熱帯低気圧に変わる
  8. 8月6日21時ごろ、熱帯低気圧が消滅

この台風の特徴

7月末にフィリピンの東で生まれた熱帯低気圧が、8月3日にルソン島を横切って南シナ海に抜け、あらためて中心を作り直したのがこの台風の始まりです。8月5日3時に北緯16.8度・東経118.7度で台風14号となり、その後は南シナ海で折り返すように東寄りへ進みました。

勢力は最後まで小さく、最盛期の8月5日18時から21時でも中心気圧994hPa、最大風速20m/sで、強さの階級が付くレベルには届きませんでした。台風だった期間の移動距離は約300kmと短く、8月6日3時ごろにルソン島へ上陸したあと、9時ごろには熱帯低気圧に変わっています。

日本への影響はありませんでした。台風としての最後の記録時点でも、もっとも近い与那国島まで約760km、石垣島まで約800kmと大きく離れており、沖縄・先島諸島への接近はありませんでした。発生から消滅までおよそ1日という、記録に残る中でも特に短命な台風です。

影響・被害

  • フィリピンでは、この台風と一連の熱帯低気圧の影響で死者13名、行方不明9名が伝えられている
  • フィリピン全体で約80,633人が影響を受けた
  • ブルアンでは川の氾濫により4,700世帯を超える浸水被害が出た
  • バンサモロ地域とサンボアンガ半島の7か所で洪水、アウロラ州ディパクラオでは土砂崩れが発生し、道路の通行止めも相次いだ
  • 日本国内での被害・影響はなかった

出典: 気象庁 台風情報Wikipedia 2026 Pacific typhoon season(英語版)Wikipedia 2026年の台風(日本語版)

台風情報

観測日気圧最大風速規模
8月5日 3時998 hPa18 m 台風
8月5日 6時998 hPa18 m 台風
8月5日 9時998 hPa18 m 台風
8月5日 12時996 hPa20 m 台風
8月5日 15時996 hPa20 m 台風
8月5日 18時994 hPa20 m 台風
8月5日 21時994 hPa20 m 台風
8月6日 0時996 hPa20 m 台風
8月6日 3時998 hPa18 m 台風
8月6日 6時998 hPa18 m 台風
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