2026年 台風1号(ノケーン)の経路図と記録

2026年 台風1号(ノケーン)の記録

1月にフィリピンの東で発生し、中心気圧996hPa・最大風速20m/sまで発達した台風です。フィリピン東方の海上で大きく弧を描くように動き、日本には最も近づいた宮古島でも約870kmと離れ、影響はありませんでした。

台風の期間1月16日15時 〜 1月21日3時(約4.5日間・気象庁の解析期間)
発生海域フィリピン・ミンダナオ島の東方海上(北緯12.0度・東経127.6度)
最盛期中心気圧996hPa・最大風速20m/s。1月16日21時〜1月18日9時
移動距離約1,500km(気象庁解析位置の合計)
日本への最接近日本から離れた海上を進み、最も近づいた宮古島でも約870km(1月20日9時)
上陸日本への上陸なし。どの国にも上陸せず海上を進みました。

経過

  1. 1月13日パラオの南およそ310kmの海上で低気圧の監視開始
  2. 1月14日パラオ西方のフィリピン海付近で中心気圧1004hPaの熱帯低気圧に発達
  3. 1月15日ミンダナオ島の東方で中心気圧998hPaの台風1号(ノケーン)に発達
  4. 1月16日北緯12.0度・東経127.6度付近を進み、21時には996hPaまで発達
  5. 1月17日ルソン島に接近後、進路を東寄りに変える
  6. 1月18日9時まで最盛期の勢力を維持し、以後は次第に衰える
  7. 1月20日北緯17.9度・東経130.4度付近まで北上し、その後は南下へ転じる
  8. 1月21日フィリピンのはるか東の海上で熱帯低気圧に変わる
  9. 1月22日パラオ北方付近で1004hPaを保った後、21時ごろ消滅

この台風の特徴

1月にフィリピンの東の海上で生まれた台風で、ミンダナオ島の東方から西へ進んでルソン島に近づいたあと、進路を東向きに変えました。フィリピン東方の海上で大きな円弧を描くように動いたのが最大の特徴で、解析された移動距離は約1,500kmに及びました。

勢力は1月16日21時に中心気圧996hPa・最大風速20m/sに達し、18日9時ごろまでこの強さを保ちました。階級がつくほどの強さにはならず、その後は少しずつ衰えていきました。20日にいったん北上したあと南下に転じ、この南下の幅は台風の南下記録として6位タイに数えられています。

日本にはまったく近づかず、最も近づいた宮古島でも1月20日9時に約870km離れていました。石垣島や南大東島も約890km、那覇は約940kmとかなりの距離があり、日本国内での被害や警報の発表はありませんでした。日本の海岸へのうねりの影響も確認されていません。

影響・被害

  • フィリピンで死者2名が確認された
  • フィリピンでは大雨となり、カタンドゥアネス州、アルバイ州、南カマリネス州の各地で浸水や土砂災害が発生した
  • カラバルソン、ビコル地方、東ビサヤ、ネグロス島、カラガの各地域で合わせて832,986人が影響を受け、60,384人が避難した
  • 南レイテ州マアシンでは祭りが1月25日に延期され、東サマール州オラスの一部地区では浸水で水道設備が被害を受け、水不足となった
  • 日本国内での被害は確認されていない

出典: 気象庁 台風情報Wikipedia 2026 Pacific typhoon season(英語版)Wikipedia 2026年の台風(日本語版)

台風情報

観測日気圧最大風速規模
1月16日 15時998 hPa18 m 台風
1月16日 21時996 hPa20 m 台風
1月17日 3時996 hPa20 m 台風
1月17日 9時996 hPa20 m 台風
1月17日 15時996 hPa20 m 台風
1月17日 21時996 hPa20 m 台風
1月18日 3時996 hPa20 m 台風
1月18日 9時996 hPa20 m 台風
1月18日 15時998 hPa18 m 台風
1月18日 21時998 hPa18 m 台風
1月19日 3時998 hPa18 m 台風
1月19日 9時1000 hPa18 m 台風
1月19日 15時998 hPa18 m 台風
1月19日 21時1000 hPa18 m 台風
1月20日 3時1000 hPa18 m 台風
1月20日 9時998 hPa20 m 台風
1月20日 15時998 hPa20 m 台風
1月20日 21時1000 hPa18 m 台風
1月21日 3時1000 hPa18 m 台風
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