2024年 台風9号(ジョンダリ)の経路図と記録
2024年 台風9号(ジョンダリ)の記録
宮古島のすぐ南で発生し、中心気圧998hPa・最大風速20m/sと発達しないまま東シナ海を北上した短命な台風です。沖縄の島々に近づきましたが、日本での大きな被害の報告はありませんでした。
| 台風の期間 | 8月19日3時 〜 8月20日21時(約2日間・気象庁の解析期間) |
|---|---|
| 発生海域 | 宮古島の南(北緯24.2度・東経125.4度) |
| 最盛期 | 中心気圧998hPa・最大風速20m/s。8月19日15時〜8月20日12時 |
| 移動距離 | 約1,100km(気象庁解析位置の合計) |
| 日本への最接近 | 8月19日6時 宮古島から約50km(1000hPa)、8月19日15時 久米島から約80km(998hPa)、8月19日3時 石垣島から約130km(1000hPa) |
| 上陸 | 日本への上陸なし。 |
経過
- 8月17日台湾の東で低圧部が熱帯低気圧に発達
- 8月18日フィリピンの機関が「ディンド」と命名
- 8月19日3時宮古島の南で台風9号「ジョンダリ」発生、中心気圧1000hPa
- 8月19日6時宮古島の約50km付近を通過(1000hPa)
- 8月19日15時久米島の約80km付近、中心気圧998hPa・最大風速20m/sの最盛期へ
- 8月20日3時東シナ海を北上、998hPaを維持
- 8月20日15時勢力を落としながら朝鮮半島の南西海上へ(1000hPa)
- 8月20日21時黄海で熱帯低気圧に変わる
- 後日確定値で発生を18日21時、熱帯低気圧化を21日9時に訂正
この台風の特徴
8月19日3時に宮古島の南で台風となり、そのまま沖縄の島々の西側を通って東シナ海を北へ進みました。追跡された期間は8月19日3時から20日21時までの約2日間、移動距離はおよそ1,100kmで、発生から消滅までが短い、いわゆる短命な台風でした。
勢力は終始弱く、中心気圧は最も低いときで998hPa、最大風速は20m/sどまりで、「強い」などの強さの階級は付きませんでした。最も勢力が強かったのは19日15時から20日12時ごろで、その後は北上とともに弱まり、20日21時に黄海で熱帯低気圧に変わっています。
日本の各地点への最接近は、宮古島が19日6時の約50km、久米島が19日15時の約80km、石垣島が19日3時の約130kmでした。那覇は約170km、名護は約200km、奄美(名瀬)は約370kmと、沖縄周辺をかすめるように離れていったかたちです。海上では風波やうねりに注意が必要な状況でした。
影響・被害
- 日本国内では死者・負傷者や住家被害の報告はなかった
- 先島諸島や奄美周辺で、定期船の一部に欠航や乱れが出た
- 韓国・済州島の南部では、接近に伴ってまとまった雨が降った
- 韓国・新安郡の黒山島の港で1人が亡くなった
- 熱帯低気圧に変わったあとの中国・遼寧省では大雨と洪水が発生し、27人が死亡または行方不明となった
出典: 気象庁 台風情報/Wikipedia 2024 Pacific typhoon season(英語版)/Wikipedia 2024年の台風(日本語版)
台風情報
| 観測日 | 気圧 | 最大風速 | 規模 |
|---|---|---|---|
| 8月19日 3時 | 1000 hPa | 18 m | 台風 |
| 8月19日 6時 | 1000 hPa | 18 m | 台風 |
| 8月19日 9時 | 1000 hPa | 18 m | 台風 |
| 8月19日 12時 | 1000 hPa | 18 m | 台風 |
| 8月19日 15時 | 998 hPa | 20 m | 台風 |
| 8月19日 18時 | 998 hPa | 20 m | 台風 |
| 8月19日 21時 | 998 hPa | 20 m | 台風 |
| 8月20日 0時 | 998 hPa | 20 m | 台風 |
| 8月20日 3時 | 998 hPa | 20 m | 台風 |
| 8月20日 6時 | 998 hPa | 20 m | 台風 |
| 8月20日 9時 | 998 hPa | 20 m | 台風 |
| 8月20日 12時 | 998 hPa | 20 m | 台風 |
| 8月20日 15時 | 1000 hPa | 18 m | 台風 |
| 8月20日 18時 | 1000 hPa | 18 m | 台風 |
| 8月20日 21時 | 1004 hPa | 温帯低気圧 |